主婦のPower Automate|100本ノック#01-特定フォルダ内のすべてのファイル名を取得するフロー

リスキリング

こんにちは、みいままです。

最近なかなか触れていなかったPower Automate for Desktop。

 

頭の隅では学びたいなと思いつつも、ついつい後回しに。

 

でも改めて自分のやりたいこと、時間の使い方を見つめなおしたときに、

 

やっぱり今の自分のスキル不足が不安で

スキルを身につけて今後の仕事の幅を広げたい

仕事を早く終わらせて家族や自分の時間に使いたい

そしてせっかくM365のファミリープラン契約してるから触らないなんてもったいない!(笑)

 

って思ったんですよね😂

 

というわけで、

プログラミング未経験の主婦がPADをマスターするために

【PAD 100本ノック】

にチャレンジします!🔥

 

初心者でもできるよう、難易度低めのフローになってます☺

(Copilotに考えてもらいました😂)

この記事を書いた人

みいまま|RPAで在宅ワークを自動化するママ

在宅事務、ブログ運営、Instagram発信をやっています

🌼30代、1児のママ

🌼スキルゼロから在宅事務を始めたものの、

 低スキルへの不安、時給制への限界を感じて

 「RPA」を使った自動化スキルの習得を決意。

🌼エンジニア未経験 ⇒ RPAで在宅事務の手作業を自動化

🌼在宅事務フリーランスのお金・スキルアップをテーマに発信しています

今日の100本ノックフロー

今日のフローはこちら!

  • 「特定フォルダ内のすべてのファイル名を取得する」フローの自動化方法

について書いていきます。(Power Automate for Desktopを使用)

作業の流れ/フロー図

「業務ファイル_2025」内にあるファイルから

ファイル名のみを読み取ります。

 

反復の【for each】アクションでファイル名を順に取得しますが、

そのままだと取得した値がどんどん上書きされてしまうので、

今回は「リスト」を作成して

ファイル名のみを読み取り ⇒ リストに追加

を繰り返していきます。

 

ファイル名がちゃんと取得出来てるか確認するため、最後の完了メッセージボックスに表示しました。

 

「業務ファイル_2025」内にあるファイル一覧。PDF、Word形式、Excel形式、メモがあります。

 

作業の手順
  • STEP.1 新しいフローを作成する

  • STEP.2 フォルダー内のファイルを取得

    …「業務ファイル_2025」フォルダを選択

  • STEP.3 新しいリスト作成

  • STEP.4 for each

    STEP.5~6を繰りかえす

  • STEP.5 ファイルパス部分を取得

    …ファイル名を取得

  • STEP.6 項目をリストに追加

    …取得したファイル名をリストに追加していく

  • STEP.7 メッセージを表示

    …ファイル名のリストを表示

  • STEP.8 実行

フォルダ内のすべてのファイル名を取得してみよう

フローの実行動画はこちら👇

このフローを頭にイメージしながら

次からのSTEPを読み進めてくださいね

STEP.1 新しいフローを作成する

まずは新しいフローを作成します。

ファイル名は

【1.特定フォルダ内のすべてのファイル名を取得する】

としてみました。

PAD-新しいフローを作成(特定フォルダ内のすべてのファイル名を取得する)

STEP.2 フォルダー内のファイルを取得

フローデザイナーが開いたら、

「業務ファイル_2025」内にあるファイルを取得していきます。

「業務ファイル_2025」内にあるファイル一覧。PDF、Word形式、Excel形式、メモがあります。

 

PAD-フォルダー内のファイルを取得
「フォルダ」で検索🔎

「フォルダー内のファイルを取得」をダブルクリック(or真ん中の「Main」へドラッグ)。

PAD-フォルダー内のファイルを取得
  • フォルダー:「業務ファイル_2025」を選択
  • ファイルフィルター:規定値のままでOK
  • 生成された変数:%Files%

保存したら、ファイルを取得できるか実行してみます。

変数「Files」の中にファイル名が10個入っています。

 

ちゃんと取得できました!

STEP.3 新しいリスト作成

次に、あとで取得するファイル名を追加するリストを作成します。

このアクションは一番最初でもいいし、今回のようにファイル取得のあとでも大丈夫◎

ただ、注意点は【for each】の外に置くこと!

 

今回は、ファイル名のみ取得(STEP.5)⇒リスト追加(STEP.6)を繰り返すので

フローはこうなります👇

PAD-フォルダー内のファイルを取得のフロー

ここで、もし【for each】の中に「新しいリストの作成」アクションを入れてしまうと、

リスト作成も繰り返されることになります💦

リスト作成アクションの位置には気を付けましょう!

PAD-新しいリスト作成
「リスト」で検索🔎
PAD-新しいリスト作成

STEP.4 For eachを置く

先ほども書いたように、

ファイル名のみ取得(STEP.5)⇒リスト追加(STEP.6)を繰り返すために

【for each】アクションを配置します。

PAD-for each
  • 反復処理を行う値:%Files%
  • 保存先:%CurrentItem%

「反復処理を行う値」には、

STEP2で取得したファイル【%Files%】を入れます。

STEP.5 ファイルパス部分を取得

次に、ファイル名のみを取得していきます。

使うアクションは「ファイルパス部分を取得」アクション

「ファイル」で検索🔎

②の>を押すと、何を取得したいか(そのまま変数に反映)選べます。

今回はファイル名のみ取得したいので、

「FileName」を選択。

  • ファイルパス:%CurrentItem%
  • 保存先:%FileName%

 

ここで気をつけたいのが、「ファイルパス」で選択する変数です!

STEP.4で%files% ⇒ for eachの箱(%CurrentItem%)にいれました。

ここで選ぶのは、%files%ではなく、%CurrentItem%の方

 

%files%を入れると、「引数’ファイルパス’は’ファイル’である必要があります」とエラーが出てきてしまいました。

エラー表示:「引数'ファイルパス'は'ファイル'である必要があります」

%files%はファイル値だと思ってたので、

なぜこれがダメなのかはまだ理解できず…😇

勉強不足なので調べて判明したら追記します!

STEP.6 項目をリストに追加

次に、取得したファイル名を、STEP.3で作成したリストに追加し残していきます。

 

アクション一覧から「項目をリストに追加」アクションをドラッグ(orダブルクリック)。

「リスト」で検索🔎
  • 項目の追加:%FileName%
  • 追加先リスト:%List%

このアクションをfor each内に置くことで、

ファイル名を取得 ⇒ リストに追加 をフォルダ内のファイルの数だけ順にやってくれます。

 

もし「リストに追加」アクションをfor eachの外におくと

%FileName%の箱の中身がどんどん「上書き」されていき、前のファイル名が消えるので要注意です。

 

STEP.7 メッセージを表示

for eachでファイル名をすべて取得できたら、

最後に、完了のメッセージボックスを表示します。

 

  • タイトル:完了メッセージ
  • 表示するメッセージ:ファイル名はこちら↓ %List%

表示するメッセージには取得したファイル名を表示したいので、

前のSTEPで追加したリストの変数( %List% )を入力します。

こんな風に表示されます👆

これで、ファイル名のすべて取得が完了です!

 

今回の記事はここまで!

 

フロー作成の参考になる書籍はこちら★

Power Automateではじめる業務の完全自動化(できるエキスパート)
著者:太田 浩史 | 2023/9/20

はじめてのPower Automate Desktop―無料&ノーコードRPAではじめる業務自動化
著者:株式会社ASAHI Accounting Robot研究所 | 2021/9/27

パソコン仕事が一瞬で片付く Power Automate 超入門 
著者:藤澤専之介・白瀬裕大 | 2023/1/31

最後まで読んでくれてありがとうございました♪

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