こんにちは、4歳・0歳双子を育てる”みいまま”です。

双子の出産って管理入院や帝王切開があるって聞くからお金面が心配…
双子を妊娠して「これからいくらかかるんだろう…」と不安になっていませんか?
私も、帝王切開も双子出産も初めてでとにかく不安でした。
でも実は、双子出産では国や健康保険から思っている以上にお金がもらえるんです。
この記事では、
についてまとめました。
双子出産の費用が気になる…!という方の参考になれば嬉しいです。
みいまま|4・0歳双子の3児ママフリーランス
在宅事務、ブログ運営、SNS発信をやっています
🌼扶養内フリーランス3年目
🌼2024年11月に35週で双子男児を出産。
30週の検診で子宮頸管が短くなっていたため急きょ管理入院(1カ月)。
出産週数が36週未満・体重も2000g弱だったため、双子は出産後すぐ~約3週間NICUへ入院。
🌼「お金で損したくない」「自分にちょうどいい働き方がしたい」
⇒“双子ママのお金と働き方”をテーマに、双子出産のお金のこと・双子ママの働き方・日々の学びをnoteやブログで発信しています。
見たいところをクリックすると飛べます👇
私の出産にかかった費用

34週~管理入院予定が、30週の検診で子宮頸管が短くなっていたために急きょ管理入院。
そのまま35週で出産し、退院するまでの入院期間は約1カ月でした。

ぶっちゃけ出産費用いくらかかった?
結論、出産費用はトータル「75万円」
退院時に窓口で払った金額は0円でした!!(NICUの双子入院費は含みません)
帝王切開は「医療行為」なので公的保険が適用される


帝王切開って保険適用になるの?
上の子を普通分娩で出産したときは、保険適用外で自己負担でした。
でも、帝王切開の場合は公的医療保険が適用されます。
つまり、かかった医療費の3割負担で済むということ。
ちなみに帝王切開の手術費用って基準の点数が決まってて、手術代は全国共通らしいのです。
知らなかった~!
調べたところ、
予定帝王切開だと20万1,400円、
緊急帝王切開だと22万2,000円(2022年診療報酬点数より)。
3割負担なので、手術代の自己負担は6~7万円くらいになるとのこと。
双子だと「出産育児一時金」は2倍もらえる!


双子の出産って管理入院や帝王切開があるって聞くからお金面が心配…
出産育児一時金は、赤ちゃんを1人につき、原則50万円がもらえるありがたい制度。(金額は2025.9.30時点)
令和5年4月から、42万→50万円に引き上げされています。
公的医療保険の加入者が出産したとき、お子さん1人につき原則50万円がご加入の保険者から支給される制度です。
「1人につき」もらえるので、
双子の場合はなんと…
50万円 × 2人 = 100万円
さらに出産費用が100万円に満たなかった場合、出産後に申請すると差額が受け取れます。
つまり出産費用が80万円だった場合、差額の20万円が受け取れるってことですね。
私の場合は、この差額のおかげで双子のNICU入院費を賄うことができました…!
これから想像できないほど大変であろう双子育児への
“がんばって手当” だと思ってます(笑)
妊娠中も出産時も早産リスクや出血リスクに気を張りながら頑張ったんだから。
それくらいの得があってもいいよね。笑
入院が長引いても安心!「高額療養費制度」と注意点


双子だと長期入院になるって聞いたけど、入院費用が心配…
双子妊娠では、管理入院などで入院が長くなる可能性が高く、
「入院費用がめちゃくちゃ高くなったらどうしよう…」と心配になりますよね。
でも、そんなに不安にならなくて大丈夫。
「高額療養費制度」を使えば、1ヶ月の医療費の自己負担額に上限が設けられます。
医療費の家計負担が重くならないよう、医療機関や薬局の窓口で支払う医療費が1か月(歴月:1日から末日まで)で上限額を超えた場合、その超えた額を支給する「高額療養費制度」(こうがくりょうようひせいど)があります。
上限額は、年齢や所得に応じて定められており、
いくつかの条件を満たすことにより、負担を更に軽減するしくみも設けられています。

例えば、出産当時の私の収入は(エ)に該当しましたが、
その場合、1ヶ月の上限は57,600円。
この上限額を超えた場合は、あとから申請すれば返ってきます!
ただし、注意点がひとつ!
この限度額は1~月末までの「月ごと」で計算されます。
例えば、同じ10日の入院でも、
①11/10~11/20
②11/28~12/8 の場合、
②は11月分と12月分のそれぞれで上限額が計算されるので
①(同じ月内で入院する場合)よりも自己負担は高くなるのです。
また、この高額療養費制度、
基本は「一旦全額支払いをした後に、申請をすれば上限額を超えた分のお金が返ってくる」というシステム。
申請してからお金が戻ってくるまでに数か月ほどかかるようで、それまでは一旦窓口で立替。
戻ってくることが分かっていても、かなりの出費になりますよね。
でも実は、立替なしで、はじめから上限額の支払いで済ませられる方法があるんです!
(なんか借金減額の広告みたいな表現になってしまったけど、もちろん合法です😂)
「限度額適用認定証」を事前に健保組合に申請しておくと、窓口での支払いを最初から上限額に抑えることができます。
ただし、申請してから手元に届くまでに、1~2週間はかかります。
双子だと特に早産などのリスクが高く、急に入院になることも珍しくありません。
「限度額適用認定証」には有効期限があるので注意が必要ですが、
私の場合は有効期限が1年間だったので、早めに申請してお守り代わりに母子手帳と一緒に持ち歩くのをおススメします。
申請方法は、自分の勤め先の社会保険担当者や、
旦那さんの扶養に入ってる人は旦那さんの会社の社会保険担当者に確認してみてください!
会社を休む期間にもらえる「出産手当金」

出産のために仕事を休む期間にもらえるのが「出産手当金」です。
主に健康保険に加入している女性が対象で、
出産日の42日前(双子の場合は98日前)から、出産後の56日目までが対象になります。
※「被保険者」が対象の手当なので、旦那さんの扶養に入っている場合はもらえません。(被保険者=旦那さん になるため)
いわゆる「産休中」にもらえるお金のことだよ。
ただし、“その休んだ期間に給料の支払いがない”のが条件。
上記の期間に「有給休暇を消化した日」は対象外になるので注意してくださいね。
出産手当金は、自分が加入している健康保険組合へ必要書類を提出して申請します。
こちらも詳しい申請方法は、勤め先の社会保険担当者に確認してみましょう。
出産手当金の計算方法や、私の場合いくらになるのか(出産前の予想ですが)
note記事に書いてるので、気になる方はこちらもぜひ覗いてみてください!
☛ 【双子妊娠】入院・出産とお金④出産手当金 (新しいタブで開きます)
まとめ

双子出産は、お金がかかるイメージが強いかもしれません。
でも、これらの制度を賢く利用すれば、経済的な負担を大きく減らすことができます。
私自身も、双子出産はもちろん、手術、長期入院と初めてのことばかりで
特にお金の不安が大きかったです。
でも、お金に限らずですが、人は分からないから不安になる。
事前に知っておけば心の準備もできるし、もしかしたら何か手を打てるかもしれない。
だからまずは、どんなお金がもらえるのか知ることから始めてみて、
出産前に出来るだけ不安は減らしておきましょう。
これから出産を迎える双子ママの不安が、少しでも軽くなれば嬉しいです。
【さらに詳しく知りたい方へ】
管理入院中にまとめた、詳しい体験談はnoteでまとめています。
双子育児・きょうだい育児の様子も書いていってるので、出産後の双子育児について知りたい!という人もぜひ覗いてみてください♡
(無料で読めます)
→【入院中の体験談】双子妊娠~出産までの記録:出産費用や感じたことをシェア

→【双子育児 体験談】双子の育児記録:今知っておきたい!月齢ごとの双子育児をシェア
